妊娠中に注意したい発達障害の自閉症のリスクを下げるポイント

発達障害の自閉症は、妊娠中に起こる先天性異常の一つです。自閉症は、主に赤ちゃんが置かれている環境が影響して、脳が正しく形成されず発症するといわれます。ここでは、自閉症の特徴的な症状や原因などの基礎知識を詳しく解説しています。

また、自閉症のリスクを低減するための妊娠中の注意点もご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。

自閉症とはどんな病気?

自閉症とは、脳の機能に異常が起こる先天性の広汎性発達障害の一つです。広汎性発達障害とは、人とのコミュニケーションがうまくとれず社会性に障害があり、反復的、限定的など特徴のある行動をとる発達障害のグループのことをいいます。この広汎性発達障害には、自閉症の他にアスペルガー症候群など5つの障害が含まれています。

自閉症は生まれつき脳の中枢神経系に障害がある病気のため、生後に発病する病気ではありません。しかし、人との関わりが難しいことから、一見すると大きなトラウマなどが原因で発症する病気と誤解されることも多いです。

自閉症の代表的な3つの症状

自閉症は、大きく分けると3つの特徴的な症状があります。

1. コミュニケーションが難しい

自閉症の代表的な症状にコミュニケーションの難しさがあります。自閉症の子供は、会話の中で相手の言葉をそのままに受け取り、言葉に含まれた意味や気持ちが読み取れず冗談が通じないことがあります。

また、自分の言葉をうまく扱えず、独り言を繰り返したり、相手の言葉をオウム返しにしたりすることや、ジェスチャーが乏しいことも特徴です。これらの症状の多くは、子供が3歳になるまでに周囲の大人が気づくといわれます。

2. 対人関係を築くことが難しい

自閉症の子供は、周囲の人に対して関心がなく、相手と向き合っても表情が変わらず目を合わせられないことがありますが、逆に馴れ馴れしく接してしまうこともあります。また、置かれている状況を理解できず、その場の空気を読むことが苦手なため、悪気なく失言をして相手が気分を害してしまう状況になりやすく、孤立をしてしまう傾向があります。

3. 強いこだわりを見せる

自閉症の子供はこだわりが強い傾向にあり、臨機応変な対応が苦手です。自分なりの手順や方法にこだわり、興味のある分野は高い集中力で関心を示しますが、反対に慣れない環境では想像力を働かせることが難しく、強い不安を示すことが多いです。

また、日常生活では季節に関係なく同じ洋服を着たがることや、目的地に向かう道順にこだわり、その時々に合わせて柔軟に変更できないこともあります。

自閉症はいつごろ判別ができる?

自閉症の診断には、1歳半からの小児科の検査が必要です。神経管閉鎖障害など先天性異常の場合は出産前の診断で判別できますが、自閉症は脳の中に問題があるため出産前に診断することはできません。

検査では、血液検査、頭部画像検査、心理発達検査など複数の検査の結果から総合的に判断が下されます。自閉症は早期に発見することで、運動や言語訓練などを早い時期から開始できますので、子供への負担を減らすことにつながります。

自閉症を発症する原因

自閉症の原因は、全てが明らかになっているわけではありませんが、遺伝の確率は低いとされ、妊娠中の赤ちゃんが置かれている環境が大きく影響していると考えられています。具体的には、活性酸素が脳の神経細胞を破壊することで、発達障害の自閉症を発症するという説が有力です。

母体に活性酸素が増える原因

活性酸素は、本来は細菌などから体を守る役割がありますが、増え過ぎると健康な細胞まで攻撃してしまう特性があり、老化の原因の一つでもあります。妊娠中に活性酸素が増える代表的な原因には、喫煙があげられており喫煙によって自閉症のリスクは1.4倍以上高くなるというデータもあります。さらに、飲酒も多くの活性酸素を発生させる原因になるため、注意が必要です。

参考:妊娠中にタバコを吸っても大丈夫?タバコが胎児にあたえる影響とは

また、その他にもストレス、肥満、医薬品、農薬、水銀、化学物質、放射線物質なども活性酸素を発生させる原因といわれています。さらに、高齢出産、ワクチン接種、体内のビタミン・ミネラル不足などが原因で、体内の活性酸素の除去がスムーズにできなくなることも、自閉症のリスクを高めると考えられています。

自閉症のリスクを下げるために妊娠中にできること

発達障害の自閉症のリスクを下げるためには、妊娠中の喫煙とアルコールは絶対に控えるようにしましょう。さらに、妊娠中はマスクの着用や手洗いの習慣をつけて、風邪などの病気を防ぎ薬の使用を避けることが重要です。また、妊娠中は体調の変化からストレスが溜まりやすくなりますが、リフレッシュできる時間を作ることも、活性酸素を減らして自閉症のリスクを下げることにつながります。

妊娠中の食生活の注意点

自閉症のリスクを防ぐためには、妊娠中は野菜や果物を中心に栄養バランスのとれた食生活が基本になります。反対に避けたい食事は、自閉症の原因にあげられる水銀が含まれる魚介類や、食品添加物が多いファーストフードなどです。野菜類もできれば無農薬で体に安全なものを選び、肥満体形にならないようカロリーオーバーにも気をつけましょう。

参考:妊婦さんは要注意!妊娠中の食事でNGな食べ物リスト

また、自閉症の予防には、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンE、亜鉛、セレン、カロテノイド、レスベラトロール、カテキンなど、活性酸素の除去を助ける栄養成分もしっかり摂ることがおすすめです。

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