自然妊娠はいつまでできる?妊娠の確率と高齢出産のリスクについて

自然妊娠を希望する女性にとって、妊娠と年齢の関係はとても重要です。近年は高齢出産の割合も増えていますが、35歳を過ぎると自然妊娠は難しくなることがわかっています。そこで今回は、自然妊娠ができる年齢と確率、高齢出産のリスクについてご紹介しています。今すぐ赤ちゃんが欲しい方はもちろんのこと、いずれ妊娠を希望する方もぜひ参考にしてください。

自然妊娠とはどんなもの?

自然妊娠とは、不妊治療などの医学的な治療を受けずに、パートナーとの性交で自然に妊娠することです。現在は、妊活という言葉が一般的に広まり、自然妊娠をするために基礎体温の記録や、妊娠に向けての体作り、生活習慣の見直しなどを早い時期から始める女性が増えているといわれます。

妊活を行う女性が増えた理由には、近年の平均的な結婚年齢の高まりとともに、妊娠年齢が高くなっていることが考えられます。自然妊娠は、年齢が高くなるほど確率は低くなる傾向があります。

自然妊娠に必要な条件

自然妊娠をするためには、排卵日の1~2日前から数回の性交を行い、射精された精子と卵子が受精して子宮内膜に着床することが条件です。しかし、精子の寿命は2~3日であり、卵子においては24時間ほどしか生きていることができないため、たとえ排卵日に性交を行っても妊娠をしないことはあります。

また、妊娠には健康な卵子と精子が必要ですが、排卵障害や無精子症などの病気が隠されている場合は自然妊娠を難しくさせます。

自然妊娠はいつまでできる?

生物学的に健康な女性が自然妊娠できる年齢は、排卵が始まる12歳前後から一般的な閉経時期の50歳前後とされます。しかし、閉経には個人差があり閉経が遅い女性の場合は、50歳以降に自然妊娠する可能性もあります。

しかし、人間の平均寿命は延びていても自然妊娠に最適な年齢は20歳代~35歳までといわれ、ほとんどは閉経を迎える10年前あたりの40代から、自然妊娠は難しくなっていきます。

年齢別に見る自然妊娠の確率

年齢別では、女性が自然に妊娠ができる確率は次のように変化していきます。

  • 25歳:25~30%
  • 30歳:25~30%
  • 35歳:18%
  • 40歳:5%
  • 45歳:1%

このように自然妊娠の確率は年齢によって違いますが、自然妊娠に最適といわれる年代でも最大が30%しかないということからも、自然妊娠の難しさをうかがうことができます。そして、35歳を過ぎると自然妊娠の確率が減ることは明らかであり、45歳が自然妊娠のボーダーラインといえるかもしれません。年齢による妊娠確率の低下は、主に卵子の老化が関係しています。

自然妊娠でもリスクが高い高齢出産の注意点

日本産婦人科学会では、35歳を過ぎて出産することを高齢出産と定義しています。現在は、女性の結婚年齢の高まりにともない、高齢出産の確率も増えて5人1人が、第1子を35歳以上で出産しているといわれています。

参考:高齢出産は何歳から?出産におけるリスクと注意点

しかし、たくさんの元気な赤ちゃんが高齢出産で誕生していますが、たとえ自然妊娠でも高齢になるにつれ母体と胎児にかかるリスクがあることを理解しておく必要もあります。高齢出産では、次のようなリスクが高まるといわれます。

1. 先天異常の確率が高まる

高齢出産では、先天異常や障害をもった赤ちゃんが生まれるリスクが高まるといわれています。その理由には、加齢による卵子の老化があげられますが、男女ともに高齢の場合は、精子の老化も影響してきます。

参考:赤ちゃんが生まれる前に発生する先天性奇形の基礎知識

特に、高齢女性の出産では、卵子に染色体異常が現れる確率が高く、21番目の染色体が通常よりも1本多いダウン症の発症は、30歳前後で1,000人に1人の割合ですが、40歳の妊娠では100人に1人と約10倍にリスクが高まります。

参考:高齢出産はダウン症児の確率が高くなる?病気の特徴と羊水検査とは

2. 妊娠中に病気になりやすい

高齢出産は、胎児と母体の両方に大きな負担がかかるため、体調不良や病気を引き起こしやすくなります。代表的な病気では、妊娠中期から後期に見られる、妊娠高血圧症候群になりやすいことが特徴です。

参考:妊娠中に起こりやすい妊娠高血圧症候群の原因と赤ちゃんへの影響

妊娠高血圧症候群になると、高血圧、全身のむくみ、タンパク尿が出るなどの症状が現れ、状態によっては赤ちゃんと母体への影響を考えて、早めに帝王切開が行われることもあります。

妊娠高血圧症候群の発生確率は、全体の10%ほどに見られますが、35歳を過ぎれば14~18%になり加齢とともに確率は高まります。

参考:妊娠後期の妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)を防ぐ葉酸の効果

3. 流産・早産・難産の確率が上がる

高齢出産では、受精卵の染色体異常などが原因で、切迫流産や切迫早産の確率が高くなり、帝王切開や出血過多などのリスクが上がるといわれています。流産になる確率は、20代の妊娠では約10%ですが、40代になると約20%になるというデータもあります。

参考:妊娠初期は気をつけたい流産を予防するための取り組み

また、高齢出産では、赤ちゃんと母体をつなぐ胎盤が剥がれてしまう、常位胎盤早期剥離のリスクが高くなることも特徴の一つです。常位胎盤早期剥離が発症する確率は、全体の約0.3~0.9%ですが、妊娠高血圧症候群や腹部への衝撃などによって、母体の命の危険につながることもあり、産婦死亡率は20代と比較して40代では約20倍高いといわれています。

参考:葉酸で胎盤早期剥離は防げるの?妊娠中も摂りたい葉酸の効果

自然妊娠を望むときは早めに準備を

自然妊娠を望む場合は、高齢出産によるリスクも考えて、早い時期から妊活を始めることがポイントです。妊娠を今すぐ希望する方はもちろんのこと、いずれ赤ちゃんが欲しいという場合でも、いざ妊娠を望んだときに自然妊娠ができるよう体作りをしておきましょう。

妊活の方法は、基礎体温の測定、葉酸の摂取、生活習慣の見直しなどが基本です。妊活を行い、避妊なしの性交を1年以上にわたり続けても自然妊娠が難しい場合は、専門医に相談することをおすすめします。

参考:知っておきたい妊娠の確率と自然妊娠のためにできること

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