妊娠初期症状はいつから始まるの?兆候の見分けるポイントとは

受精卵が子宮に到着して、無事に子宮内膜へ着床できると、体には妊娠初期症状が現れます。しかし、妊娠初期症状のタイミングや症状には個人差があり、判断が難しくものです。そこで今回は、代表的な妊娠初期症状の特徴や症状について詳しく解説します。体の変化で妊娠に気づき、病院を受診するタイミングの参考にしてください。

妊娠初期症状はいつから始まるの?

妊娠初期症状は、早い人では性交から約1週間~10日後(生理予定日の1週間前あたり)から始まるといわれます。妊娠初期症状は、妊娠超初期症状とも呼ばれており、この期間にあたる妊娠超初期とは、前回の生理開始日から32日間(妊娠0~4週)のことです。

妊娠初期症状が起こる原因

妊娠初期症状は、受精卵が子宮内膜に着床したことでhCGホルモン(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)が分泌が始まることや、女性ホルモンのプロゲステロンとエストロゲンの量が急増するために引き起こされます。

妊娠初期症状に見られる特徴とは

妊娠を、つわりで気づいたという話はよく聞くと思います。つわりも代表的な妊娠初期症状の一つですが、その他にも以下のような症状が妊娠した女性の体には現れます。

妊娠すると多くの妊婦さんがつわりを経験します。つわりの症状は個人差があり、軽い症状から日常生活に影響をおよぼすほどの重い症状までさまざまです。こ...

基礎体温が高い状態が続く

妊娠すると、基礎体温の高温期が3週間以上続きます。基礎体温を毎日記録している場合は、基礎体温の変化で妊娠に気づくことができます。

出血

妊娠をすると生理予定日より前に、着床出血と呼ばれる微量の出血をすることがあります。出血の色は、鮮血、薄いピンク、茶色っぽいなど個人差がありますが、出血量は生理と比べて少ないことが特徴です。着床出血は通常の生理と間違いやすいですが、生理開始予定日の前に、3日ほど出血がある場合は妊娠の兆候かもしれません。

腰痛

妊娠すると、骨盤が少しずつ開くために、骨盤を支える靭帯を緩めるリラキシンと呼ばれるホルモンが分泌されることで、腰痛が起こりやすくなります。腰痛は妊娠初期から出産後まで続く症状でもあります。

乳房の張りと痛み

妊娠初期には、乳房の張りを強く感じることがあります。この症状は通常の生理前にも見られるものですが、いつもより痛みが強く、生理開始予定日を1週間以上過ぎても続く場合は、妊娠初期症状の可能性が考えられます。

吐き気

吐き気は妊娠初期症状の代表ともいえる、つわりの症状です。つわりは個人差があり、一度も経験することがない人もいますが、早い人では妊娠4週あたりから始まる場合があります。つわりは吐き気の他にも、匂いで気持ち悪くなる「匂いつわり」、食べ続けていないと気分が悪い「食べつわり」、唾液の量が増えて気持ち悪くなる「よだれつわり」などもあります。

おりものの変化

妊娠すると、女性ホルモンの影響で生理予定日の1週間ほど前から、水っぽいおりものが増えることがあります。その他にも、おりものの臭いがなくなったり、茶色っぽくなったりするなど、いつもと違うおりものが出た場合は、妊娠のサインかもしれません。

下腹部の痛み

妊娠の兆候の一つに、下腹部がチクチクしたり引っ張られるたりするような痛みを感じることがあります。この痛みは子宮が大きくなったことが関係しており、周囲の臓器を圧迫、血流の増加、子宮を固定している靭帯が引っ張られたことで症状が出ると考えられます。ただし、痛みの具合には個人差があるため、人によっては生理痛と間違うこともあります。

味覚の変化

妊娠初期には、味覚や嗅覚が敏感になり、それまで食べていたものが食べられなくなることがあります。この症状は、妊娠8~11週ころに起こるつわりも影響しますが、味覚の変化はつわりが始まる前から体が反応することがあります。

頻尿・便秘・下痢

妊初期症状の一つには、頻尿や下痢などでトイレが近くなることもあります。これはホルモンバランスの影響で胃腸の働きが低下したことや、子宮が大きくなることが関係しています。症状には個人差がありますが、子宮が大きくなるにつれ胃腸や膀胱への圧迫が増すことから、頻尿や便秘などは妊娠後期まで続く場合があります。

胃痛

プロゲステロンの影響で胃腸が正常に働かなくなると、胃のむかつきやの胃痛を感じて食欲が低下することもあります。また、子宮が大きくなるにつれ、胃が圧迫されると胸やけなどの症状も引き起こしやすくなります。

頭痛

妊娠すると分泌量が増えるプロゲステロンには、血管を拡張する作用があることから、周囲の神経を圧迫して片頭痛のような頭痛を引き起こすことがあります。頭痛の現れ方には個人差があり、場合によっては吐き気をともなうこともあります。

倦怠感・強い眠気

妊娠初期の体は基礎体温が高い状態が続くため、体がだるく眠気が強くなる傾向があります。基礎素体温の高温期は、妊娠20週あたりまで続くといわれます。

肌あれ

妊娠初期には、女性ホルモンのプロゲステロンが増加することで、皮脂の過剰分泌が起こります。その結果、乾燥肌やニキビなどができやすい敏感肌になり、それまで使っていた化粧品が合わなくなることがあります。

情緒不安定

マタニティーブルーという言葉があるように、妊娠初期にはホルモンバランスが大きく変化することで情緒不安定になり、涙もろくなったり心が落ち着かなくなったりします。

妊娠初期症状が現れたら

妊娠初期症状が現れた場合は、妊娠検査薬を使用してみて、hCGホルモンの分泌があれば陽性反応がでます。妊娠初期症状は、風邪や通常の生理前の症状とよく似ていることも特徴ですので、体の変化に気づいたときは、早めに産婦人科を受診することをおすすめします。

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