不妊治療はどんな方法があるの?不妊検査と治療法について

排卵日のタイミングで性交を続けても、なかなか自然妊娠が難しい場合は、不妊治療を受ける方法があります。しかし、不妊治療はデリケートな問題でもあるため、病院を受診することをためらっている方も多いのではないでしょうか。この記事では、不妊治療を受ける目安、検査方法、治療法について詳しく解説します。不安を軽くして妊娠に近づくヒントになれば幸いです。

不妊治療はいつから始めたらいい?

妊娠を希望して、排卵日の前後に避妊なしの性交を1年以上続けても、妊娠できないときは不妊症の可能性があります。以前は2年を過ぎても自然妊娠が難しい場合に不妊症が疑われましたが、近年は晩婚化による高齢出産の増加から、1年を目安に不妊症検査を受けることが推奨されています。

自然に妊娠できる確率は30代から減りはじめ、35歳以上で8%、40代前半は5%、45歳以上は1%になります。そのため、30代で第一子の妊娠を望む夫婦は、できるだけ早く不妊検査を受けることがすすめられています。

不妊症の原因とは?

不妊症というと、加齢による卵巣や子宮の機能低下や、ホルモンバランスの乱れなどが原因として考えられますが、女性だけに問題があるわけではありません。男性側と女性側の両方に不妊症の原因は隠されています。

男性側の原因

男性に考えられる不妊症の原因には、次のようなものがあります。

  • 勃起ができない、勃起をしても射精ができない「性交障害」
  • 精子の通り道に問題があり精液に精子が含まれない「精路通過障害」
  • 精液に白血球が混ざり精子の活動が悪くなる「膿精液症」
  • 精子を作る機能に問題があり健康な精子をたくさん作れない「造精機能障害」

女性側の原因

女性側に考えられる不妊症の原因には、次のようなものがあります。

  • 排卵が正しくできない「排卵障害」
  • 卵管がせまく詰まっている「卵管障害」
  • 子宮頚管を精子が通過できない子宮頚管の「精子通過障害」
  • 子宮内膜に受精卵が着床できない「着床障害」

不妊症の原因は男性と女性の両方に考えられますので、必ず夫婦で検査を受けることが大切です。

不妊治療の検査方法

不妊治療は病院や専門クリニックで不妊症の原因を調べることから始まります。女性の検査方法は、血液中のホルモン値の測定、超音波検査や子宮卵管造影検査などで子宮の内部や形を検査します。男性の場合は精液を採取して精子の量、運動率、奇形率などを調べます。

不妊検査は生理周期に合わせてホルモンの状態などを調べるため、すべての検査が終わるまでに1~2か月かかることもあります。妊娠を希望しているカップルは、早めに検査を受けることがポイントです。

不妊治療の方法

不妊検査で原因が判明すると、不妊治療が始まります。治療方法は、不妊症の原因に合わせて3種類の方法から選択されます。

1. 一般不妊治療

一般不妊治療は、自然妊娠に近い妊娠を目指す治療法です。自然に近い妊娠が可能と判断された場合や不妊症の原因が特定されないときの最初の治療法として行われます。

一般不妊治療では、基礎体温の測定や血液中の黄体ホルモン値の測定から、排卵日を予測して排卵日に合わせて性交を行う「タイミング法」と、排卵誘発剤を使って排卵を起こしたタイミングで性交を行う「排卵誘発法」があります。

2. 人工授精

人工授精は、男性側に不妊症の原因がある場合や、一般不妊治療を続けても妊娠ができなかったときに行われる治療法です。人工授精の方法は、採取した精液の中から健康な精子を選び、カテーテルを使って子宮内へ直接注入します。これにより、精子と卵子が出会い着床するまでの確率を上げていきます。

3. 体外受精・顕微授精

体外受精は、不妊の原因が男性と女性の両方にあり、人工授精でも妊娠が難しい場合に行われる治療法です。体外受精の方法は、女性の子宮から取り出した卵子と男性の精子を体外で受精させ、受精卵を培養してから子宮に戻します。

しかし、体外受精でも精子の質が悪い場合は受精できないこともあります。その場合は、顕微鏡で見ながら専用の装置で精子を1つだけ選び、細いガラス管を使って卵子に直接注入する「顕微授精」が行われます。

体外受精と顕微授精は、どちらも体外で得ることのできた受精卵を子宮に戻す方法ですが、体外受精は取り出した精子と卵子が自然受精することを見守ることに対して、顕微授精は人工的に受精を行います。

男性が造精機能障害の一つである無精子症で、精液の中に精子が存在しなくても、精巣から1つでも精子を採取できれば、顕微授精による妊娠の可能性が期待できます。

不妊治療を続ける期間とは?

不妊治療を受ける期間は、個人差があるため基準はありません。不妊治療を始めて短期間で妊娠できた方もいれば、顕微授精を行っても妊娠が難しく数年かかることもあります。また、治療を開始する年齢や原因も違うため、はっきりした治療期間はわからないというのが現実です。

しかし、不妊治療は年齢による妊娠率から考えても、早めに始めることが治療期間を短くするポイントです。悩んだときはパートナーに相談して、病院やクリニックを受診してみることをおすすめします。

妊活におすすめの葉酸サプリはこれ!

元気な赤ちゃんを産むためには、必要な栄養素をしっかりと摂る必要があります。ベルタ葉酸サプリは、妊活中の女性に必要な栄養素がたっぷり入っているので、葉酸サプリ選びで悩んでる場合は一度【ベルタ葉酸サプリ】をお試しください。

公式サイトはこちら

関連記事

不妊の原因の約半分は男性側にあった!男性不妊の種類と治療法

女性の不妊症はなぜ起こるの?代表的な不妊の原因とは

排卵誘発剤のクロミッドは効果があるの?使い方と注意点とは