妊娠に影響する黄体機能不全の基礎知識と治療法について

女性ホルモンが正しく分泌されなくなる、黄体機能不全をご存じでしょうか?黄体機能不全は生理不順と間違いやすいですが、放っておくと不妊症の原因になることもある病気です。

ここでは、黄体機能不全の原因や症状などの基礎知識を詳しく解説します。黄体機能不全と診断された場合の治療法もご紹介していますので、併せて参考にしてください。

黄体機能不全とはどんな病気?

黄体機能不全とは、女性ホルモンの一つである黄体ホルモン(プロゲステロン)のもとになる黄体が正常に機能しなくなる病気です。黄体とは、卵子を包んでいた卵胞が排卵後に変化したものであり、黄体から子宮に向けて分泌されたホルモンが黄体ホルモンになります。

黄体の機能が低下すると、黄体ホルモンの分泌量が減少します。黄体ホルモンには、子宮内膜を厚くして妊娠しやすい状態に準備する役割があるため、黄体機能不全になると生理周期が乱れて妊娠が難しくなり、不妊症の原因になることがあります。

黄体機能不全の原因

黄体機能不全が起こる明確な原因は、まだはっきりしていません。しかし、大きな要因として体の冷え、ストレス、自律神経の乱れからくる血行不良で十分な血液を卵巣や子宮に送ることができず、機能低下が引き起こされていると考えられています。

また、ホルモンの分泌量を管理する脳の視床下部からの指令を受けた、脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)の量がなんらかの原因で減ってしまうことも、黄体の発育を悪くする原因といわれています。

さらに、喫煙、糖尿病、高プロラクチン血症、多嚢胞性卵巣症候群などの影響で黄体ホルモンの分泌が悪くなるとも原因の一つとされます。

黄体機能不全に見られる4つの症状

黄体機能不全になり黄体ホルモンが正しく分泌されなくなると、体には次のような自覚症状が現れるようになります。

1.生理の期間が短く不規則になる

黄体機能不全になると、黄体ホルモンの分泌が減少することで生理が短くなったり、生理不順の症状が出たりすることがあります。生理とは、妊娠が成立しなかった場合、妊娠の準備をしていた子宮内膜がはがれ落ちてきたものです。黄体ホルモンの減少は、子宮内膜の維持を難しくさせて生理の周期を乱します。

2.月経前症候群の症状が軽くなる

月経前になると多くの女性が、頭痛、肩こり、便秘、イライラ感などの体調不良を経験しています。これらの症状を総称して月経前症候群(PMS)と呼びますが、この体調不良の原因は黄体ホルモンの作用によるものです。そのため、黄体機能不全になると月経前症候群の症状が軽くなってきます。

3.不正出血が起こる

黄体ホルモンの分泌量が減少すると、子宮内膜を維持できずはがれやすくなるため、生理ではない時期に不正出血が起こることもあります。

4.不妊症や不育症になる

黄体機能不全による黄体ホルモンの減少は、子宮内膜が弱くなるため、受精卵が子宮内膜に到達しても着床ができず不妊症になることがあります。また、たとえ着床できても受精卵と一緒に子宮内膜がはがれてしまい、赤ちゃんが成長できない不育症を起こすこともあります。

参考:女性の不妊症はなぜ起こるの?代表的な不妊の原因とは

黄体機能不全のセルフチェック方法

黄体機能不全は、基礎体温を測定することでセルフチェックすることができます。通常の基礎体温は、黄体ホルモンが分泌される高温期は14日前後続きますが、黄体機能不全では高温期が10日以下に短縮されることが特徴です。

また、高温期と低温期の温度差にも変化が現れるようになり、一般的な体温差が0.3~0.6度であることに対して、黄体機能不全を発症していると低温期と高温期の体温差は0.3度以下になる傾向があります。

基礎体温の測定を続けてみて、黄体機能不全の特徴に気づいた場合は、早めに病院を受診することをおすすめします。

黄体機能不全の治療法

婦人科を受診すると、問診で生理の状態を質問された後、血液検査で血液に含まれる黄体ホルモン値を調べることが一般的です。ただし、血液検査は排卵日から1週間後に行う必要があります。

その他には、子宮内膜の一部を切り取り細胞の状態を調べる子宮内膜日付診や、膣内エコー検査などを必要に応じて行い、子宮内膜症などの病気についても調べることがあります。その結果、黄体機能不全の診断が下ると、次のような治療を行い黄体ホルモンの働きをサポートします。

排卵誘発法

排卵誘発法とは、生理が始まって3~5日目あたりから一定の期間、「クロミフェン療法」や「ゴナドトロピン療法」など排卵誘発剤を使って排卵を促す治療法です。ただし、排卵誘発法は、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)などの副作用が起こることもあるため、医師とよく相談してから実施することが大切です。

参考:排卵誘発剤のクロミッドは効果があるの?使い方と注意点とは

黄体補充療法

黄体補充療法とは、排卵期から排卵後に「ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)」を注射などで投与して、黄体ホルモンの分泌量を増やす治療法です。

黄体機能不全の対策は毎日の生活習慣から

黄体機能不全は軽度であれば、生活習慣の見直しで改善することがあります。黄体ホルモンの分泌を助けるためには、食べ過ぎや無理なダイエットはやめて、栄養バランスのとれた食事と睡眠をしっかりとるようにしましょう。また、卵巣や子宮の働きを整えるために、体の冷えやストレスにも注意が必要です。

黄体機能不全は不妊症の原因になりますが、病院を受診して適切な治療を受ければ妊娠もできます。そのためには、黄体機能不全の特徴に気づいたら早めに病院を受診しましょう。

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