妊婦さんと赤ちゃんに注目の栄養素、葉酸とはいったいなに?

葉酸は、妊婦さんが積極的に摂りたい栄養素として知られていますが、いったいどのような効果があるのか案外知られていません。ここでは、葉酸とはどのような栄養素なのか、体での役割や妊娠への影響など、基礎知識を詳しく解説します。

さらに、葉酸に隠された健康効果や摂取ポイントもご紹介していますので、合わせて参考にしてください。

葉酸の基礎知識

葉酸とは、ビタミンB9とも呼ばれる水溶性ビタミンのことです。葉酸という名前は、ほうれん草の葉の抽出物から発見されたことから名付けられましたが、以前はビタミンM、ビタミンBcと呼ばれていたこともあります。

葉酸には体内の酵素の働きを助ける補酵素としての役割があり、健康な体を作るためにさまざまな働きがあります。葉酸は、食生活の多様化から現代人には不足している栄養素として注目をされています。

葉酸の役割と効果

葉酸は、妊娠中から産後の女性は特に多く摂りたい栄養素としても知られていますが、妊娠の有無に関わらず体にとって重要な働きをもっています。葉酸は体の中で次のような働きをします。

1. DNAの合成と修正を助ける

葉酸は、体を構成する細胞が分裂や成熟を行うときに、DNA(デオキシリボ核酸)の情報を正しく細胞に伝えて合成を助ける役割があります。そのため、葉酸が不足すると遺伝子の本体となるDNAの合成が不完全になり、正常な細胞が作られずに妊娠中の胎児や授乳中の赤ちゃんの発育に、大きな影響を及ぼすことがあります。

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2. 赤血球を合成して血液を作り出す

葉酸はビタミンB12とともに骨髄の細胞分裂を助けて、赤血球の合成を行い血液を作り出す役割があります。そのため、体内の葉酸が減ってしまうと、骨髄の細胞分裂が正しく行えなくなり、赤血球になれなかった血液細胞(赤芽球)が増えて、貧血を引きお起こします。

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3. ホモステイン値を下げて血液の流れをよくする

葉酸には、血液に含まれるホモシステインの代謝を助ける作用があります。ホモシスティンとは、血液の中に存在する必須アミノ酸の一種です。ホモシスティンの代謝が悪くなり血中のホモステイン値が高くなると、血栓ができやすくなることから、葉酸は血液の流れをスムーズにして、血管を健康な状態に保つ役割があります。

4. アミノ酸とタンパク質の合成を助ける

葉酸にはアミノ酸とタンパク質の合成を助ける作用があります。タンパク質は全ての細胞に含まれるものであり、アミノ酸の構成でタンパク質はできています。そのため、葉酸が少なくなると、細胞に含まれるタンパク質の減少につながり、粘膜をはじめとするさまざまな病気を招く原因になります。

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葉酸が体にもたらす健康効果

健康な体のために欠かせない葉酸には、次のような健康効果があるとされます。

  • 赤ちゃんの先天性異常の予防
  • 貧血の予防
  • 動脈硬化の予防
  • 認知症の予防
  • うつ病の予防
  • 口内炎や潰瘍の予防

このような人は葉酸不足に注意!

葉酸は、野菜や果物などに含まれる栄養素ですので、バランスのとれた食事を摂っていれば不足することは少ないといわれます。ただし、外食やインスタント食品を食べることが多い食生活を送っていたり、偏った食生活で野菜不足になったりすると、葉酸不足になります。

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また、喫煙アルコールを大量に飲む習慣や、アスピリンなどの薬が影響して体内の葉酸が大量に消費されてしまうこともあります。葉酸は、妊娠中から出産後の女性はもちろんのこと、健康維持のためにも意識して摂取したい栄養素です。

合わせて読みたい

理想的な葉酸の1日の摂取量

厚生労働省の発表では、1日に摂取したい葉酸の量は、男女ともに240ug(マイクログラム)が推奨されています。さらに、妊娠から授乳期にかけては、体が葉酸を多く必要としますので、妊娠中は480ug、授乳中は340ugが目安になります。

1日の葉酸摂取量の上限

体にさまざまな健康効果をもたらす葉酸ですが、過剰摂取を行うと副作用が現れることもあるため注意が必要です。過剰摂取による副作用には、むくみ、吐き気、食欲不振、発熱、蕁麻疹(じんましん)などの体調不良が現れることがあります。1日の葉酸の摂取量は、妊娠の有無に関わらず1,000ug(1mg)の上限を守るようにしましょう。

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葉酸が含まれる食品

葉酸は食事から摂ることができる栄養素です。葉酸を多く含む食品には、ほうれん草、ブロッコリー、アボカド、枝豆、キウイなどの野菜や果物があります。他にも、レバー、うなぎの肝、ウニなどに多くの葉酸が含まれています。

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サプリメントと組み合わせて葉酸摂取

ご紹介してきたように、葉酸は身近な食品から摂取することのできる栄養素ですが、食事から摂るときには注意したい点があります。それは、葉酸は水溶性ビタミンですので、水や熱に弱く体への吸収が悪い特性があることです。

例をあげると、生のほうれん草100gには210ugの葉酸が含まれていますが、お湯で茹がくと同じ100gのほうれん草でも葉酸は110ugまで減ってしまいます。さらに、葉酸は胃酸で分解されて腸での吸収率は50%まで減少します。

このように、葉酸は熱に弱く水溶性ビタミンという性質から体に蓄えにくいため、厚生労働省では特に葉酸が必要な妊娠初期は、食事と葉酸サプリを組み合わせて摂取することを推奨しています。
参考:葉酸サプリを飲むことで得られる5つの健康効果とメリット
昨今、葉酸を妊娠前から摂取した方がいいと言うのは、テレビや雑誌でも話題になっているので知っている人も多いと思います。ですが、なぜ必要なのか?どれ...
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